納得できる・・・・が

確かにハンコは無駄な作業のひとつかもしれません。
私の会社でも、請求書や稟議書の処理の為に在宅勤務が進んでいてもハンコの為に出社したりする人もいます。
在宅勤務でほとんどの仕事が完結する人にとっては、ハンコを押す作業は無駄以外の何物でもありません。
そもそもハンコの意味
紙にハンコを押す意味っていうのは、最終的に私の責任でこの内容を承認しました。
責任はハンコを押した人間にあります。
という意味だと思います。
しかし、その為にたくさんの時間を費やす人も存在するのでしょうね。
塵も積もれば山となる。
デジタル印
よほどの重要書類ではない限り、コロナ禍で在宅勤務が増え、私の会社でもデジタル印で書類がOKになるものもあります。
それはそれで良い事とは思いますが、デジタル印というのは誰でも作れて押印できてしまうので、偽造?ができてしまいますね。
行政は注意をしなければならないところでしょう。
デジタルで済ませようとした時にはそれなりの仕組みが必要になるでしょうから、長い目で見ると初期投資の費用が高かったとしても、最終的にはお得な投資になるとは思います。
デジタル庁の創設はそういった狙いもあるのでしょうね。
業者は?
デジタルで押印が済む事になり、その分の人手が不要になり、他の事に時間を使えるようになる事は非常に効率が良くなると思います。
が、印鑑業者(ハンコ屋)は仕事が無くなりますよね。
コロナ禍で仕事の効率化をするのはとても良いとは思いますが、それによって仕事が無くなる会社もある事は忘れてはいけませんね。
一度廃止した手順は、よほどの事が無い限り元には戻らない。
きっと、多くの印鑑業者が廃業になる事でしょう。
バランスの難しさ
コロナ禍で在宅勤務が増え、仕事の無駄を見つめなおし、色々な無駄が見えてきました。
私も9割は在宅勤務で問題なく仕事が出来る事が分かりました。
という事は、今までの出勤は何?無駄だという結論に至ります。
しかし、部下とのコミュニケーションとか他にもありますが、全てがリモートで解決するわけではありません。
ひとりで仕事をしているわけではありませんから。
そういう事を考えると、コロナ禍は色々な事を教えてくれ、改革をする為に背中を押してくれたとは思います。
しかし、無駄!と決めて削減してしまう事による数々の影響は考える必要があるのは確かですね。
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